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♪三味線をよりよく知っていただくためのページです。
ひとくくりに「三味線」といっても、実は演奏する音楽によって楽器は使い分けられています。棹(さお)の太さで大まかに分けて、細棹・中棹・太棹があります。
同じ中棹や太棹に分類されても、細部の作りはそれぞれ異なります。一般に細い棹は繊細な音で、太くなるにしたがって力強い音になります。
【花林・カリン】 |
【紫檀・シタン】 |
【紅木・コウキ】 |
三味線は棹と胴がはずれる構造になっています。さらにほとんどの棹は三つに分解でき(「三つ折れ」)、上から順に上棹・中棹・下棹と呼びます。これは持ち運びが容易であることと、棹の曲がりや反りといった狂いが生じにくいという利点を兼ね備えています。
それぞれの棹の継ぎ手には「ほぞ(突起)」が付いており、他方のほぞ穴にはめ込んで接ぎたてます。高級品はほぞ穴に金物を仕込んだり、ずれを防ぐための溝加工を合わせ面に施します。
胴は切り出した花林材を四辺に組んで作られます。高級品は内側に細かな溝を彫りこんで、音の反響を高める加工を施します(「綾杉」と呼びます)。
糸
糸巻き
駒
随時アップします。お楽しみに!
©hougaku no mise watanabe 2009